午前3時の暴風警報

寝言がほとんど

初音ミクと私

隙あらば自分語りなんですけど。

自分のブログなんで許してください。

 

多分、14年前にミクちゃんと出会いました。

今さらっと書いたけど、中学生1人育つ年月経ってるね。怖いよ。

 

人間じゃないのが歌ってるの!?と当時は驚きました。

合成音声なんか、義務教育で習わんので。

ラクルペイントとか、ワールドイズマインとか、鎖の少女とか、本当に色々聴いてました。

 

VOCALOIDは私の青春でした。

色んな曲を聴いたし、ニコニコ動画のボカロランキングに毎日貼り付いてた。話そんなに盛ってないです。

 

何でか忘れたけど、ピアプロってサイトを知りました。

VOCALOIDの音楽とか、イラストとか、歌詞が投稿できるコミュニティ。

当時、学校とか全部嫌で、だからってわけでもないけど、何気なく歌詞を投稿することを始めました。

 

数ヶ月して、初めて曲をつけていただく機会に恵まれました。

soft...という曲です。曲もMVもべらぼうに可愛いんだ〜〜。人生で自慢できることの一つです。

 

そこから、色んな人に曲をつけていただいたり、応募した歌詞が採用されたり、依頼していただいたり。

思えば本当に恵まれてました。

 

自分で言うのはアレですが、多感な時期だったこともあり、読み返したくない歌詞もいっぱいです。

(だから一回ピアプロ退会したんですけど)

 

正直かなり消しちゃったので、曲のついてない歌詞を復元するのは不可能です。

動画がある分は頑張れば書き起こせるのですが……ちょっと早まったなぁ、と反省しています。

 

それでも結局、なんやかんやで書くことを再開して今に至ります。

 

 

これは事実であり確信していることなのではっきり申し上げます。

初音ミクがいなければ、私の人生は終わってました。

 

色んな意味でです。

ミクちゃんと出会って、大好きな音楽と出会って、ピアプロに辿り着いて。

歌詞書いて、それを色んな人に色んな音楽を吹き込んでもらいました。

 

しょうもないとはわかってるんですが、そういうつながりとか、ギフトがなかったら、私は私の事が大嫌いで、心ごとひとりぼっちのままでした。

もしかしたら死んでたかもしれないし、自分のことを何一つ認めてあげられなかったと思います。

 

だからこそ、素敵な楽曲やイラスト、動画を制作していただいた方々には、本当に感謝しています。

これは今もそうで。

私なんかが書いたものを、見つけてもらえたことが誇りみたいになってるし、生きてて良かった〜って毎回思ってます。

 

そして、そういう体験をくれたのは「初音ミク」でした。

出会わなければ、自分が歌詞書くこと絶対なくて、それを見てくれる人もいなかった。

 

それだけじゃなくて。

ミクちゃんが生まれたことで、世の中には素敵な楽曲がたくさん出回って、流行り曲じゃ見つからないような、心の痛いところまで届く音楽もたくさん生まれました。

 

そんな音楽をたくさんたくさん聴いて、救われて、私はなんとか生き抜いてきました。

 

まあぶっちゃけ、今も自分のことは嫌いだし、慢性的に死にたくなるし、散々な大人なんですけど。

それでも、ここまで命繋いできました。

 

だから、私にとって初音ミクは運命とか、神様とか、そういう存在です。

生まれてきてくれたこと、ミクちゃんが色んな人に愛されて、私のところまで届いてくれたこと。

 

ミクちゃんが発売されてもうすぐ16年。

ミクちゃんと出会って14年。

歌詞を書き始めて13年。

たかが死にたい社会人の戯言ではあるんですけど、おかげで少しだけ自分のことを好きになれました。

本当に、ありがとうございました。

 

これからも、ミクちゃん及びVOCALOIDたちの歌う音楽が、もっともっと広がっていきますように。

そして願わくば、その作品に少しでもキラめきを添えられますように。

 

ミクちゃんの、16歳の誕生日が待ち遠しいですね。