午前3時の暴風警報

寝言がほとんど

恋文

 

音楽に救われたことはありますか?

私はあります。

今日はそんな日記を書きます。

 

恋愛とかの話ではないです。

 

去年歩いた夜の海。大きな鯨みたいでよかった。

 

今まで、色んな場面で私を救ったもの。

厳密に言えば、音楽だけじゃなくて。

絵とか、小説、漫画、もちろん作品だけじゃなくて、人とか、誰かの言葉とか。

苦しいこともたくさんあるけど、なんやかんやといろんなものに救われてる。人間なので。

 

さて、プロセカというゲームをご存知でしょうか。

あのゲームには、ゲームのストーリーなんかも存在するのですが、その中で「誰かを救うために音楽を作る」というキャラクターが登場します。

 

聞くだけで救われた気になる音楽。

そんなものが存在すれば、人生安いものじゃないか。心の何処かで、そんなことを考えていました。

 

しかし、去年のある時。私はある音楽を聴きました。

その時、まるで誰かに恋をしたような、一目惚れのような。

ドキドキするような、そんな感覚に陥りました。

 

参りました。平たく言えば。

上手く言葉に出来ないけれど、それはきっとその時の私が欲しかった音楽。

自分自身を暴くような、そんな音楽でした。

 

例えるならトキメキ。

実際鼓動が早くなったのを覚えています。衝撃でした。

そういえば人に恋をする時ってこんな感じだったなと、うっすら思い出しました。

 

その日から、どうしようもなくなった時、とりあえずその音楽を聴きます。

イヤホンをつけて、再生を押して。ベッドの中で目を閉じてみたり。息をするのも苦しい通勤時間に、再生しながら歩いてみたり。あるいは口ずさんだり。

 

よくよく思い返せば、別にはじめての経験ではない気がします。

けれど、ある程度大人になってから、心は確実に老いていたので、しばらくこんな不思議な感覚に出会うことはなかった。

はじめてじゃないとしたら、とんでもなく「ひさしふり」なのでした。

 

そんな音楽の名前を、誰かに言うのは本気で恥ずかしいので、多分明かしません。(たまにめっちゃ言いたい時があるけれど、理性と戦ってます)

けれど、時々その曲を聴き返しては、どうにかこうにか生きてきてよかったなぁ、なんて思うんです。

 

とか思ったところで、不定期に消えたくなることは普通に、あります。

こればっかりはどうしようもない。一生治らないかも。

 

けれど、そんな時はなるべくその音楽を聴こうと思います。

聴く余裕もないくらい辛い時もあるけれど。

 

道端の花。恋文っぽい写真探したけど、こんなんしかなかった。

 

いつか、私も誰かの心に爪痕を残せるようなものを作りたいです。

もともと、ずっと昔から思ってることは変わらないけど、私が出会ったような衝撃を誰かにもぶっ刺せたらと思います。

 

多分本当に難しいことなんでしょうけど。

一つの目標として。

 

いつまで生きられるかも、書き続けられるかもわかりませんが。

どうにかこうにか、しばらくはやっていこうと思います。

 

引き続き、今後もよろしくお願いします。